わたくし、子供のころファミコンを買ってもらえなかった反動で、
逆にゲームが大好きになってしまったタイプなのですが、
そんなこともあってか、バイトなりでお金を得るようになってからは、
ゲームの筐体を集めるのが趣味の一つというか、ほとんどゲームをやらないのに筐体収集が大好きでありました。
例えば、ATARIのLYNX。
当時画期的だった8人同時プレイに感激して買いましたが、当然のことながら周りで買う人がいないので、
対戦すらしたことがないまま結局お蔵入りしました。
サーフィンのゲームがおもしろかったなぁ。
あとは、ATARIだとジャガーとか、パナソニックの3DOとか、バンダイのピピンとか。
マイナーな筐体は大体手を出してしまっています。
そんな ゲームオタクというか、ゲーム機オタクなわたくしですが、
最近気になるゲームニュースを二つほど。
その1 日本ゲームユーザー協会設立
http://jgua.org/
お笑い芸人のアメリカザリガニ平井善之さんが中心になって設立された団体でありまして、
テレビゲームの経済的及び社会的発達を促進するために作られたそうです。
そろそろゲームの文化を社会的に認めてもらう時期に来ているということ、
従来型のゲームが無料課金型ゲームに押しやられていることに対する危惧感など、
設立の背景には共感することが多く、早速、Facebookで運営されている「ゲームについて熱く語る会」に参加させて頂きました。
入ってみたら、家入さんやら山本一郎さんなどそうそうたる顔ぶれで、みんなゲーム好きなんだなぁとニンマリ。
ゲーム愛を語りたい方は、ぜひ参加してみてください。
その2 OUYA登場
さて、もう一つのゲームニュース。
kickstarter発のコンシューマーゲーム機が、今大変話題になっています。
http://www.ouya.tv/
2012年7月にコンセプトをkickstarterで発表して以来、859万ドル(約6億8千7百万円)の資金を集めて、
今月から出荷が開始される予定です。
■ スペック
- OS: Android 4.1 Jelly Bean
- CPU: NVIDIA Tegra 3 Quad-core
- RAM: 1GB
- ROM: 8GB
- サイズ: ルービックキューブぐらい
- 通信: WiFi 802.11 b/g/n Bluetooth 4.0
- 外部端子: SD Card, USB 2.0, HDMI
- その他: 専用ゲームコントローラー付属
このゲーム機の特徴は、
- 本体価格99ドル(約8,000円)
- 全てのゲームが無料であること。
- ゲーム内には一切の広告は入れられない。
- チームには世界的デザイナー Yves Béhar や、元マイクロソフトの初代Xbox事業担当者 Ed Fries、
Kindleを開発したLab126の Muffi Ghadiali などが参加している。 - ソフト/ハード両面で「ハック可能」なプラットフォーム。
個人ないし独立系開発会社の参入を歓迎するオープン性が特徴。
PCブラウザや携帯型ゲーム機・スマートフォンが勢力を増すなか、
居間でテレビに接続して楽しむ据置型家庭用ゲーム機の復権を目論むとのことですが、
ファミコンから始まった家庭内のゲーム機の位置づけも、今後はOUYAやスマホアプリが全て塗り替えてしまうんだろうなぁと、
若干寂しい思いをしたニュースでありました。